
知ってて良かった!カーライフを快適にするために~自動車ガラス豆知識~
自動車のガラスも、安全性や快適性を保つために重要なパーツの一部です。たとえば、ガラス一枚に少し手を加えることで劇的に車内環境を改善できることもあれば、小さな油断が大事故を招く恐れもあります。自動車ガラスの特徴と適切なお手入れ法を再度確認しましょう。
これで完璧!自動車ガラスをピカピカにする方法
自動車ガラスの外側をキレイにする方法
自動車ガラスの外側のお手入れ方法をご紹介します。特にフロントガラスは、視界不良にもつながり危険ですので、念入りにお掃除しましょう。
自動車ガラスを拭く場合、いきなり雑巾で拭いたり、ガラスクリーナーを使ったりしてはいけません。必ず水で汚れを流しましょう。特に乾拭きは厳禁です。ガラスに汚れがついている状態で乾拭きをすると、汚れの種類によっては傷をつける原因となります。水で大まかな汚れを洗い流したら、仕上げに乾拭きで磨きましょう。水分が残らないように、キレイに拭きとるのがポイントです。ガラスに汚れがない状態であれば、ガラスクリーナーを使ってもかまいません。クリーナーには、シリコンが使われていないものを選ぶと良いでしょう。頑固な汚れが残っている場合は、油膜除去が可能なカーシャンプーを使って洗い流してから乾拭きをしてください。
乾拭きにはペーパータオルがおすすめです。頻繁に新しいものに取り替え、最低でも1枚のガラスに1枚、フロントガラスなどの大きいものは1枚あたりペーパータオル2枚以上使って、水分を吸い込んだ面や汚れた面で拭き続けないように注意してください。余裕があれば、ガラスコーティングをしましょう。コーティングには撥水効果があるため、防水効果はもちろん水垢防止にも効果があります。稀に、撥水効果を狙ってガラスにワックスを使おうとする人がいるようですが、油膜の原因になりますので控えましょう。
また、せっかくガラスをキレイにしても、ワイパーが汚れていては意味がありません。ワイパーのゴムに付着した汚れも取り除きましょう。濡れたタオルやティッシュペーパーだけでもキレイにできます。
自動車ガラスの内側をキレイにする方法
ガラスの内側のお掃除方法は、外側のお手入れと若干異なります。どのようなお手入れが適切でしょうか。まず下拭き段階として、水で濡らしたタオルでガラス面を拭いていきます。この時、タオルをしっかりと絞るのがポイントです。タオル生地や汚れによってはガラスにすじが残ってしまうこともありますが、現段階では問題ありません。
下拭きをせずにいきなりクリーナーで掃除をすると、かえってムラができますので、面倒でも下拭きは必ず行いましょう。また下拭きでは水で落ちる汚れが落とされ、油汚れが残っている状態です。この段階でもクリーナーは使わず、別の乾いたタオルにアルコールを塗布して残った油汚れを落としましょう。
最後にようやくクリーナーの出番です。繊維の細かいクロスを併用して仕上げます。クリーナーをクロスに塗布してガラスを拭いていきますが、クリーナーをあまりつけすぎないように注意してください。量が多いとガラスの水分を拭き取れずに、ガラスにすじができてしまいます。
また、フロントガラスにETCのアンテナなどが張り付いている場合、クリーナーの塗り過ぎによって剥がれてしまう恐れがありますので注意が必要です。ガラスの半分を拭いたらクロスを折り返し、汚れや水分のない新しい面で拭くなど、クロスの汚れが再びガラスについてしまわないように気をつけましょう。自動車ガラスの内側を拭く際は、シリコン入りのクリーナーがおすすめです。結露が発生しにくく、手垢などが落ちにくくなり便利です。
自動車ガラスのウロコ取り
自動車のガラスには、イオンデポジットとも呼ばれるウロコがついてしまうことがあります。このウロコは除去可能ですが、状態によってその方法が異なります。まずは軽度の場合です。よく見ないと分からない程度のウロコであれば、ガラスの油膜落しを使うだけで落とせます。手磨きで該当箇所を擦ってみましょう。この方法はガラスへのダメージが少なく、リスクが小さい上に簡単です。症状の大小に関わらず、最初に試す除去法としてもおすすめできます。
次に中度の場合。油膜落しでも落ないウロコには、ガラスコンパウンドを使用します。油膜落としを使う方法と比べ、少々リスクが大きくなりますが確実な方法でもあります。専用のハードスポンジを使って手で磨きましょう。ただし、フロントガラスを磨く場合には特に注意が必要です。ウロコのある箇所を磨くのは当然ですが、一点ばかりに集中するような磨き方をすると、その部分の視認性に歪みを生じさせる恐れがあります。ウロコの範囲より少し広めに磨くように心がけてください。
最後に重度のウロコ取りです。ガラスコンパウンドによる手磨きで落ちるが量が多い、あるいは爪に引っかかるほど重度になっている場合に使います。この方法には更に大きなリスクがあるため、最終手段と考えましょう。重度のウロコ除去方法は2つあります。
まずはガラスコンパウンドを用いて機械磨きをする方法です。手で磨くよりも確実ですが、磨き過ぎによるガラスの歪みを引き起こす可能性があります。リスクを小さくためには研磨力の低いポリッシャーを選択すると良いでしょう。ガラスコンパウンドは手磨き用のもので構いません。もう一つの方法は、酸性の薬品を使うものです。手順自体は簡単なのですが、失敗した場合のリスクが最も大きい方法でもあります。基本的には用いる商品の説明書に従って塗布するだけです。ただし、使用時の温度や放置時間の管理など、細かい点にも気を配らなくてはなりません。失敗した場合、ガラスが白化してしまう為です。曇ったようになり、交換するしかなくなります。
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