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いまさら聞けない!?ガラス・鏡が汚れる原因と正しいお手入れ~予防策とお掃除の仕方~
ガラスや鏡のお掃除は、放っておけばおくほどより面倒なものです。特に鏡はその性質上、普通には落とせなくなるほど強力な汚れと変化してしまいます。ガラスや鏡が汚れる理由を知り、効果的な予防法と汚れがついてしまった時の対処法をご紹介します。
家中のガラスがピカピカに!窓ガラスやガラス家具などのお手入れ方法
ガラス扉のお掃除
食器棚などに用いられるガラス扉の、上手なお手入れ方法をご紹介しましょう。まずは、ガラス扉に付いた埃を落とします。眼鏡やパソコンなどに用いるクリーナーを使うと、簡単にキレイになります。埃以外の汚れが目立つ場合は、酢水を使って落としましょう。スプレー容器に入れて吹きかけ、乾いた布で拭き取ります。
ただし、ガラス扉が付いている家具に無垢材が使われている場合には注意が必要です。無垢材は水気に弱いのでスプレーを用いずに、柔らかい布に酢水を付けて汚れを拭き取ります。ガラス用のクリーナーを使う場合も同様です。
ガラステーブルのお掃除
テーブルの場合は、まず柔らかい布で乾拭きをしましょう。その後に残った汚れは、水拭きで落とします。水拭きでも落ちない汚れがあれば、洗剤やクリーナーを使ってください。薄めの中性洗剤が適しています。テーブルに洗剤の成分を残さないように、洗剤を拭き取ったあとは再び乾拭きをして仕上げます。以上がガラステーブルの基本的なお掃除の手順です。
指紋などの軽い汚れに対しては、アルコールが便利です。お酒を使うのではなく、消毒用のエタノールや、パストリーゼのようなアルコール成分入りのキッチン用除菌スプレーを使いましょう。アルコールはすぐに蒸発するため、拭いた後が残りにくく簡単にお掃除ができます。同時に除菌効果が期待できるのも大きなメリットです。
ガラス製照明器具のお掃除
照明器具の場合は、掃除をする前に電源を切るのを忘れないでください。電源を切った後、本体からガラス部分を取り外してお掃除します。まず中性洗剤で洗い、水洗いをして乾かしましょう。洗剤で洗う際は、丁寧に扱ってください。雑巾を使うこともあると思いますが、化学雑巾はできるだけ避けましょう。ガラスに油膜が付いて、曇りの原因となることがあります。
曇りガラスの場合は、ゴム手袋を使うと指紋が付かなくて便利です。ステンドグラスの場合には、水洗いをしてはいけません。デリケートな素材で作られているため、中性洗剤を薄めた液を布に染みこませ、よく絞った上で優しく拭きましょう。
窓ガラスのお掃除
ガラスのお掃除の中で一番メインになるのは、やはり窓ガラスでしょう。比較的お手入れに手間がかかる箇所ですので、なるべくキレイに効率よくお掃除するための方法をご紹介します。
窓ガラス拭きの基本
窓ガラスを掃除する為の基本ステップは洗濯と同じです。つまり、「洗い」と「すすぎ」、そして「脱水」の手順で行います。お掃除の際に用意するものは、使い古しのタオルを2枚、マイクロファイバーのクロス1枚、ガラスクリーナーです。タオルが2枚必要なのは、水拭きと洗剤拭きに用いるためです。
1)クリーナーで汚れをふき取る
まずは「洗い」です。窓ガラス拭きでは、洗剤拭きを指します。まずタオルの1枚を水に浸して絞ります。タオルはよく絞ってください。その後、満遍なくクリーナーをタオルに吹きかけます。汚れを浮かして取るようなイメージで拭きましょう。クリーナーは窓に直接吹きかけるのではなく、タオルに吹きかけてください。窓にかけてしまうと液だれによって、ムラが生じます。
2)水拭きをする
次の「すすぎ」は、水拭きです。先のクリーナーが乾かないうちに拭き取ることが重要です。もう1枚のタオルを水に浸してよく絞り、洗剤を拭き取りましょう。また、拭いている面が汚れたら別の面に変えて拭き、窓に汚れが再び付かないように心がけます。
3)乾拭きで仕上げる
最後は「脱水」、乾拭きです。マイクロファイバー製クロスで、ガラスに残った成分を拭き取っていきます。窓の淵に沿ってコの字型に、上から下へと拭き取ると綺麗に仕上がります。
汚れが軽い場合のお手入れ
埃などの軽度な汚れであれば、濡れ雑巾で拭くだけで簡単に落ちます。その後、丸めた新聞紙で磨くとより効果的です。新聞紙が雑巾の繊維を取り除き、印字されたインクの油分でガラスを綺麗にしてくれるからです。同時に、ガラスに汚れを付きにくくする効果も期待できます。新聞紙は1面を手に入るぐらいの大きさにまで丸め、半分程度濡らしてから拭きましょう。ガラスが乾かないうちに、同じく丸めた新聞紙を今度は乾いたまま使います。拭く時は上から順に、少し力を入れてこすり磨きます。ガラスの内側と外側、両面を同様に磨いてください。新聞紙のインクは手にも付きますので、あらかじめゴム手袋などをしておくと、手が汚れずに掃除をすることができます。
頑固な汚れの場合のお手入れ
泥や油の汚れは、洗剤を用いて擦ってもなかなか落ないことがあります。このような場合は、まず、汚れを浮かせることから始めましょう。ガラス用の洗剤や中性洗剤を用意します。汚れのある箇所に直接洗剤を付け、その上からラップを貼ってパックしましょう。時間は10分ほどで、ラップは普段食品に使用しているもので構いません。ラップで洗剤ごと閉じ込めることで洗剤の蒸発を防ぎ、洗剤の効果を高めます。時間をおいて汚れが柔かくなったところで、改めてガラスを拭いて磨き上げましょう。
スクイージーを使うと効率アップ
素早くキレイにガラスのお掃除をするには、スクイージーの使用が効果的です。特に排気ガスやタバコのヤニなどの汚れをお掃除する際におすすめです。スクイージーは、ウォッシャーなどでガラス面を十分擦ってから使います。
まず、ガラス面の左上にスクイージーを当て、左端をまっすぐ下ろします。スクイージーをガラス面と平行にまっすぐ下げるのではなく、右端はそのままに、左が外側になる円を描くような拭き方をしましょう。その後手首を返してスクイージーを上に、今度は右端を下ろす拭き方になります。このとき、洗剤を使いすぎると拭きとりに時間がかかってしまうので注意してください。
ガラスのテープやシールをキレイに取るには
ガラスに付着しているテープやシールを剥がすのは簡単ですが、跡が残ってしまうのが難点です。通常のお掃除では取れませんし、見た目もよくありません。キレイに剥がしたり、跡を取り除いたりするには、まずドライヤーなどの熱をまず利用してみましょう。暖めると糊が柔らかくなって剥がれやすくなります。ハンドクリームがあれば、全体にたっぷり塗り込みます。油分が剥がれやすくしてくれます。頑固な場合には、ベンジンを使って剥がれるか試してください。ベタベタだけが残って取れないという場合には、ガムテープなど粘着の強いテープをペタペタすると徐々に取れます。消しゴムでこすることで、ベタベタが取れる場合もあります。
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