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いまさら聞けない!?ガラス・鏡が汚れる原因と正しいお手入れ~予防策とお掃除の仕方~
ガラスや鏡のお掃除は、放っておけばおくほどより面倒なものです。特に鏡はその性質上、普通には落とせなくなるほど強力な汚れと変化してしまいます。ガラスや鏡が汚れる理由を知り、効果的な予防法と汚れがついてしまった時の対処法をご紹介します。
ガラスはなぜ汚れる?原因を知って、汚れがつかないようにする
ガラスが汚れる原因
ガラスが汚れる原因にはいくつかありますが、中でも最も多いのが大気中の塵や埃による汚れです。風が吹くなどして空気が動くと、その反動で塵や埃がガラスにぶつかり、そのまま付着します。非常に付きやすい汚れですが、簡単に落とせるのも特徴です。ただし、塵や埃の中には、時間経過によって汚れを固着させる成分が含まれているため、長期にわたって汚れを放置すると簡単には落とせなくなります。
この成分は珪砂と呼ばれ、塵や埃のほか、モルタルや水道水にも含まれます。たとえば、水道水で濡れたり乾いたりを繰り返すような場所に使われるガラスは、落ちにくい汚れが発生しやすい環境にあると言えます。
また、手などでガラスに触れれば手についている有機分子が付きます。ガラスに付いた有機分子も、塵や埃を付着させる原因の一つです。もちろんガラスに触れたもの自体が汚れていれば、それがガラスに移って汚れます。他には、油や煙草のヤニによる汚れも、よくみられます。キッチンやダイニングといった特定の場所や、喫煙者の居る家庭で起こりやすいガラス汚れの原因です。
ガラス汚れ防止対策
ガラスの汚れを予防するには、柔軟剤が有効です。普段のお洗濯で使用しているもので構いません。まずはガラスについている汚れを落とすため、乾いた雑巾で拭きとりましょう。
次に水と柔軟剤を混ぜます。割合は、柔軟剤が1に対し水が100です。例えば水を1リットル入れるなら柔軟剤は10ミリリットルになります。きっちり計らなくても問題ではありません。新しい雑巾を1枚用意し、先ほど作った混合液の中に浸します。雑巾を絞ってガラスを拭きますが、できるだけ固く絞った雑巾で拭くのがポイントです。拭き終わったら、ガラスはそのままにしてください。ガラスが乾いたら完了です。
ガラスを拭く雑巾の水分が多いと、拭き終わった後完全に乾くまで時間がかかります。ガラスが濡れた状態で長時間放置すると、かえって汚れてしまったり、水滴の跡が残ってしまったりして逆効果ですので注意してください。もし、柔軟剤がない場合は、代わりにお酢を使っても同じ効果が期待できます。手順は柔軟剤と全く同じです。また、市販のガラスコーティング剤を用いるのもよいでしょう。一旦コーティングを施しておけば、汚れが付いても拭き取るだけで簡単に落とすことができます。種類にもよりますが、コーティング剤のメリットは持ちの良さです。
汚れ防止対策と併せてやりたい結露防止対策
ガラス汚れと同様、結露もまた困りものです。結露が壁を傷めることがあり、さらにガラスを汚してしまう原因でもあります。結露を防ぐには、断熱性のあるガラスにすると良いでしょう。外の冷たさが伝わりにくくなるだけでなく、室内の保温性も高まるので暖房装置が効果的に機能します。ただ、ガラスそのものを交換するにはコストがかかります。ガラス交換以外の結露対策もご紹介しましょう。
まずは、台所用洗剤を用いる方法です。洗剤を水で薄めて雑巾に浸し、結露を起こすガラスサッシや枠を拭きましょう。完全には防げませんが、結露が発生しにくくなります。ところどころ湿らせた新聞紙を、ガラスに貼っておくだけでも効果があります。夜のうちに貼っておき、朝になったら剥がします。使った新聞紙は、そのままガラス拭きに使えますので便利です。
ガラスそのものへの対策以外にも、水蒸気を発生させない工夫が大切です。結露は室内に大量の水蒸気があると、起こりやすくなるからです。たとえば、暖房の設定温度を高くしないようにします。室内外の温度差をなるべくなくして、水蒸気が発生しにくい環境を作りましょう。また、適度に換気をして室内の水蒸気を外へ逃がすのも効果的です。
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