
意外と知らない特殊なガラスの種類と特徴・用途をまとめて紹介!
デザイン性や機能性に特化した特殊なガラスがあります。空間装飾を目的としたガラスや断熱や防犯に使えるガラスなど、一般家庭でも使えるガラスも多くなっています。ここではそれぞれの特殊ガラスの特徴や使い方をまとめてご紹介します。
色や絵、模様によって様々な雰囲気を演出できるステンドグラス
ステンドグラスの特徴
ステンドグラスとは様々な色ガラスをカットしたものを使用し、鉛の桟でつなぎ合わせて模様や絵を表現したガラスのことで、主に窓の装飾に使われています。鉛の桟は断面がH型をしていて、その両脇にガラスのピースがはまるようになっています。通常はガラスを組み合わせただけですが、ステンドグラス用の特別な顔料を使って絵付けをすることで、細かい絵が描かれたステンドグラスを作る事も可能です。
ステンドグラスの由来
ステンドグラスの由来という言葉の由来になっているステインには、着色する、染付ける、脱色する、焼き付ける等の意味があります。つまり色を付けたり焼き絵をしたガラスという意味を持っているのです。ステンドグラスというのは世界共通の言葉ではなく、各国で色付きガラスやガラスの絵、鉛でつないだ板ガラス等呼ばれ方が異なっています。
その発祥は何時なのか定かではありません書物に記載されている物では、5世紀頃にあったと言われています。現存しているステンドグラスではフランスで1060年頃、ドイツで9世紀頃に作られたと言われる物が残っています。その後12世紀に教会等のゴシック建築とともにステンドグラスも発展していきました。日本への導入は明治時代になってからと言われます。
ステンドグラスの用途
ステンドグラスには、教会や大聖堂に宗教のモチーフの一つとして飾られるイメージがありますが、公共の施設や商業施設、個人宅にもデコレーションとして活用されるケースが増えています。
個人宅の場合は、高窓やドアに使われています。ドアは玄関だけではなく室内ドアにも使われ、パーテーションにも用いられる事もあります。パーテーションのステンドグラスは商業施設においても活用されているのです。玄関ドアにステンドグラスを取り付けた場合、日中だけではなく夜も効果があります。外を通る人に室内の明かりを通してステンドグラスを見せる事が可能です。
楽しみ方
ステンドグラスには2、3枚がセットになって販売している物もあり、開き窓の左右等にそれを設置して2枚揃ってのデザインと1枚のみのデザインとの両方を楽しむ事もできます。また鉛桟ではなく木枠を用いるステンドグラスもある為、コストを抑えた使い方も可能です。窓にはめ込むだけではなくステンドグラス単独で絵を飾るようにして光のあたる箇所に置き、季節や気分に応じて柄を変えて様々なデザインを楽しむ事もできます。
どこにでも置ける
光を取り入れるステンドグラスは、日当たりの良い場所に設置するのが好ましいと思われがちですが、1日中日が当たりやすい南側はもちろん、東と西は朝晩で日の当たり方の変化を楽しめますし、北側は寧ろ室内に明るさを必要とするなら窓を設置して、あわせてステンドグラスにする使い方もあります。また色ガラスをはめ込んでいる為、プライバシーの保護など明るさは欲しいけれど室内を見られたくない場合にも適しています。
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