シチュエーション別・種類別おすすめのガラス

みなさん、空き巣対策していますか？意外と「家にはとるものなんてないから」とか、「マンションの二階だからまさか入らないでしょう」と考えてしまいがちです。しかし、警視庁によると空き巣被害の約6割が住宅であるそうです。しかもそのうちの約7割が窓からの侵入。空き巣による被害はものがとられることや壊されることの他にも、空き巣に入られる恐怖からくる精神的被害もあります。

家が寒い原因は窓にあることが多いです。住宅の壁の30％は窓ガラスとも言われており、また、外気から受ける暑さや寒さの50％～70％が窓から伝わっていると言われています。そしてガラスの断熱効果ですが、普通のガラスならば、トタン板1枚ほどの断熱効果しか得られていません。

防火性能が高いガラスは、長きに渡って網入り防火ガラスが定番でした。特に、防火指定地域をはじめとする、防火・耐火に関する指定がなされている地域の建築物において、多く使用されています。しかし、この網入り防火ガラスは、強度的に自然にひび割れを起こしやすい性質がります。ひび割れの発生は、「錆」と「熱」の2点が主な原因です。

どんな高級な家であっても、隙間の無い家はありません。 日常、外部の騒音は壁からも屋根からも床からも侵入してきますし、室内で出す音も同じ隙間を伝って出ていきますが、その音のほとんどは窓からが圧倒的に多いです。

地震の時、窓ガラス、壁など構造的・材質的に弱い部分から崩れます。強力な振動が生じた場合に窓枠は力が加わって変形しやすく、そして、ガラスは柔軟性が低い素材であるため、変形した窓枠に形が追従できず、結果、破損します。たとえば、1995年に発生した阪神・淡路大震災では、ガラス、金属といった建物構造物の破片が負傷原因である人が、負傷者全体の25％にも及びました。